議会報告

平成20年6月11日 第2回定例会 建設常任委員会

田辺昭人委員

都市部にお尋ねさせていただきたいと思います。土地利用に関する基本計画のアクションプランの方向性、特に西地域の海岸線における建築物の高さ制限についてお伺いしたいと思います。この中で、海岸線沿いの主要道路からの海への眺望などの景観検証の義務づけという言葉がございますが、景観検証の基準はどういうものなのか、具体的にお答えください。

都市部長

根拠といたしまして、本市の景観計画の中で西岸地区の景観について一定の景観形成を図りなさいという前提がございます。そこから始まりまして、そこの自然海岸というか景勝地としての住宅地、土地利用を図っていくのが大きな目標になっています。アクションプランの後ろに模式図が別途ついておりますが、西岸地区については今のところ山側から海側に見通し線ができる形を提案し、多くの意見はそういう形になっております。
  ただ、全部規制となってしまいますと、ただただ地域を固定してしまうという話になりますので、地域的な、今度は都市計画マスタープランのほうになりますが、拠点的な形のエリアを絞って土地利用、それから土地利用の用途の緩和を含めて総合的に検討していく考えでおります。

田辺昭人委員

今、部長から緩和という言葉が出て少しほっとした部分があるのですが、都市計画マスタープランにおける西地域が交流ゾーンとしての位置づけになっておりますから、今後集客能力のある施設、例えばホテルの進出等も考慮できると思うのです。そうしたときに、進出意欲が損なわれてしまってはという懸念を持ったので、再度その点について、企業の進出、特に外部からの人を呼び込む施設の進出について規制等のあり方をもう一度お聞かせ願いたいと思います。

都市部長

まず地域の活性化、土地利用の有効性について議論していきたいと思います。そのためには、委員から事業者という言葉が出たのですが、我々は逆に地域の住民の方々、今お住まいの方々、いらっしゃる市民を重点にどういうまちづくりをしていきたいかをまず中心に考えていきたいと思います。その中で、有効活用という方向が出てくれば、まちづくりの方向の指針として例えば用途の緩和、規模の緩和も基準の中に取り込んでいきたいと思っております。

田辺昭人委員

確かに交流人口ということでお客様が多く見えるということ、それはあわせて受け入れる器が整備されることも両立してのことだと思いますので、ぜひその方向でお願いしたいと思います。

田辺昭人委員

ただいま山下委員から10,000メートルプロムナードのお話がありました。私も同様に、10,000メートルプロムナードのことについてお尋ねさせていただきますが、同じ部分については割愛させていただいてお伺いしたいと思います。
  うみかぜの路とも言われているこの10,000メートルプロムナード、きちんと整備されれば今後大きな観光資源ということで、市長も盛んに言われているこれから本市の主要なプロジェクトの一つでもあるという位置づけにあろうかと思います。
  そういった中で、現状について関係部局に質問させていただきたいのですが、まず1つ目は日の出町の中央ハイツ裏の緑陰道路に関して、流水施設が老朽化してかなりひび割れたり、あるいは腐食して朽ち果てていくさまを見ていくのは大変忍びない思いがしているわけであります。同時にその併設されているモニュメント、写真を持ってきたのですが、こういったものがございます。この流水路、水たまりがあるのですが、問題なのはこの上の緑のところなのです。汚水がたまっているのです。この汚水がこれからまさに蚊のシーズンを迎えるということで、付近の住民からも不安の声が上がっている。そういうことについては御存じでしょうか。

土木みどり部長

承知しております。あの構造物は高いところに水がたまる施設でありまして、そして壁面を水がオーバーフローして流れてくる施設、そこのところでその機能をなしていなく水がたまっていることは確認しております。

田辺昭人委員

オーバーフローということは、では循環型というような。ということは、その水がたまってしまったというよりも抜けないという解釈もできるのですか。

土木みどり部長

汚い水があって、そこは問題があるのですが、防水になっておりますので、保水しておかないとそれが将来使うときにひびが入ったり使えなくなるので現在は水がたまっている状態になっております。

田辺昭人委員

その保水効果がいまだ衰えていないということは、今私が指摘させていただいた近隣からすれば汚水がたまっている状態に見えると同時に、実際に衛生上の不安もあるということですから、その点についてはどうお考えでしょうか。

土木みどり部長

大変よくない状況だと思っております。対応を考えなければいけないということを現在関係課と調整しており、現在当部で、EM菌という善玉菌の効果が、万が一そこにボウフラがいたとしてもそれが成長しないような作用がインターネット等で調べると得られるというようなこともありますので、そういう効果が得られるかどうか今後実験してみたいと思っております。それに効果がなければ、またほかのことも考えなければいけないと考えております。

田辺昭人委員

ただいま御説明いただきました。その点ではよくわかりました。ただ、水をまいて排水をしない、また、EM菌のお話がありましたが、そういった試みをしながらもあえて排水は試みないということは、いずれ循環施設ということで復活をさせたいという思いがおありになるということでしょうか。

土木みどり部長

それを今年度いろいろなチェックを、調査をしておりますので、その中で表向きは水がたまって保水効果がある、しかし、その水を流すためにはポンプや機械的なものもございますので、それにどの程度費用がかかるか、その費用対効果も考えながら進めたいと思っておりますので、現時点では復活させるということははっきり言えない状況です。

田辺昭人委員

最後にこの部分で思いますのは、先ほど申し上げた衛生上の不安があるということに対しての、現状の説明を、近隣の方に説明して理解を求めるべきではないのかと思いますが、いかがでしょうか。

土木みどり部長 

そのとおりですので、EM菌等の結果を調査し、また効果がなければ町内会等と話し合いを持って、また善後策を考えていきたいと思います。

田辺昭人委員

ぜひその方向でお願いしたいと思います。
  続きまして、走水海岸の浸食対策についてお伺いしたいと思います。
  私が子どものころは走水海岸というのは遠浅で、流れは少し横向きでしたが非常に砂浜がイメージとして残っているところであります。ところが、昨今、潮の流れの変化でしょうか、以前とはもうさま変わりしたような状況に砂浜があると思います。そういった中でいろいろ御苦労もあろうかと思います。
  ことし、走水の海の家があるあたりのちょうど上に位置する上下水道局の、駐車場として開放されてお客にどんどん来てくださいというような環境が整備されているわけなのですが、これから夏のシーズンを迎えるに当たって、今走水の砂浜が全体ではありませんが一部が大変悲惨な状況になっております。その点については御存じでしょうか。

港湾部長

把握しておりまして、平成19年度でございますが走水海岸の浸食対策といたしまして土のうなどによります仮設の突堤をつくって、砂の移動や砂の堆積の調査をしております。

田辺昭人委員

その仮突堤というのは海に向かって何メートルぐらい前進しているのですか。

港湾部長

30メートルでございます。

田辺昭人委員

となると、今その30メートルのところに砂袋の中身が出てしまって袋だけ残っているという状況ですね、いかがでしょうか。

港湾部長

承知しております。実はこの仮突堤、長い間の浸食で走水海岸も上下水道局の水源地のあたりに一番大きな影響が出ております。昨年度その仮設の突堤をつくったことで、夏のシーズンには海の家の御利用の方、営業の方も喜んで利用していたことを聞いておりましたが、その後の台風や低気圧等の影響で波に洗われて、布袋でございますので砂が流出したものと考えております。

田辺昭人委員

なぜ土のうが積まれるかという理由もお答えいただきましたので、よくわかりました。
  しかし、土のうがその役目を果たさなくなってしまったときに、これから本市が観光の側面も前面に打ち出していこうという中で、周辺の環境も整備されている。そういった中で、土のうが放置されていることは、今後あってはならないと思うわけですが、定期的なメンテナンスというよりも処分、処理についてはどうお考えでしょう。

港湾部長

ことしにつきましては、夏に向けまして土のうの整理と陸側の土のう積みを一部考えております。
  なお、ことし委員御指摘のとおり、周りから見ても恥ずかしい状況となっておりますので、今後台風の時期や低気圧が過ぎたあたりには巡視をしまして、そのようなことがないように努めたいと思っております。

田辺昭人委員

どうかきれいな海浜の保全、保護ということで、もちろんふだんから邁進されているわけですから、走水についてもパトロール等で視野の中に入れていただきますようにお願いしたいと思います。

港湾部長

そのように努めてまいりたいと思います。

田辺昭人委員

先ほど山下委員からのお話にもありましたが、本市の魅力の一つであります10,000メートルプロムナードを整備することは、今後目指すところの本市の交流人口をふやしていく、その一環にもつながっていくことだと思いますので、その点を改めてお願いしまして終わります。

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