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2008年5月 アーカイブ

2008年5月 2日

米海軍兵による犯罪再発防止について(1)

米海軍、横須賀市、関連町内会代表者等による「基地周辺地区安全対策協議会」が開催され、傍聴に参加した。
その席上、司令官より今回の事件に関し、この凶悪な事件に対する謝罪があった。そして、今後の再発防止に向けた対策についての説明となった。そのなかで、この事件の検証として、
1.迅速な脱走兵に関する情報提供の欠如 2.暴力行為に対する意識の向上 3.潜在的な暴力行為の早期発見のための過去の記録の検証とその可能な限りの対策 4.地域の繁華街におけるより効果的な防犯対策の検討などがあげられた。
それら問題点に対する対応策がとられる中、特に3つめの「暴力行為に対する意識の向上」が重要として、プログラムを策定したとのことである。CAREプログラムと称したこの対策は、すべての兵隊に対し、チェックシートに基き、潜在的な暴力の兆候をチェックし、問題がある場合、カウンセリングの実施やまた改善の見込みの無いときは帰国や除隊も考慮する。また日ごろの訓練において自覚を促すことや、事例を用いて暴力的な状況をいかに打開するかの研究やロール・プレイングに参加させるなどを実施するとの事であった。
また、この策定したプログラムは今後、在日米軍にも提案していくとのことである。兵士一人ひとりの教育管理を徹底し、今後兵士による暴力を許さないと強調していた。
今回の事件や9年前の友人の被害などを考えると遅きに失する思いもあるが、前進といえよう。

米海軍兵による犯罪防止について(2)

その後の意見交換の際、市民側より発言があり、このプログラムの実行にあたり軍人だけでなく今後、来日する関係者や家族に対しても同様に実施してもらいたいとの意見があった。もっともである。
加えて印象的だったのは「もっと横須賀や近隣の歴史や文化を知ってもらう」との意見だった。
これは私も同感の話で、約1万人の米軍関係者が住む本市であるが、外人と多く出会うのはどぶ板通りを中心に中央近辺がほとんどで、それ以外で見かけることは少なく感じる。
美術館やソレイユの丘、名所旧跡など横須賀を楽しめるような企画を創り、繁華街だけではない交流を生み出すことが出来るのではないかと思う。地域交流以外にもいろんな効果があるのでは。
また、日本の習慣や文化に触れるには、畳の上で食事をしたり、和風の風呂に入ることも日本を知る近道だと思う。そんな体験が出来る民間施設を利用し、体験型ツアーを企画することが出来れば、大変結構なことである。臭い物に蓋をして、隔離するのではなく、同じ地域で生活する同士理解することは良い結果を生み出すものと考える。それには、英語の標記も含め、今後の課題があると思うが、ぜひ実現してみたいと思う。本市にとって、また国にとっても基地の存在は今後も重要な部分である。同時に未来志向の共存と友好を考えたとき、このような試みが実現されたらと思うのだが。

2008年5月12日

臨時議会の開催

今日から16日までの予定で臨時議会が始まりました。
本来、この議会では常任委員会の委員を決めたり、副議長をはじめ議会内の役職を決めるためのものですが、今回はそれに加えて『原子力空母配備の是非などを問う住民投票条例制定』の請求が出たことから、会期延長の日程となりました。
初日の今日は議会内役職の選挙と、各委員会の配属が決まりました。
私の今回は『建設常任委員会』と決定しました。この委員会は都市部・土木みどり部・港湾部を所管として、主に土木、建築、港湾および緑政に関する事項の審議を行います。昨年時の「教育経済常任委員会」とはまた違う経験が出来そうです。
関連する事柄をこれから調べて、発言していきたいと思っています。

2008年5月15日

今回の住民投票条例請求について

この議会での議案となった「原子力空母の横須賀配備及び安全性を問う住民投票に関する条例制定請求」について私並びに会派としての見解を述べたいと思います。現在、市議会では市政の重要な事柄に対し、市民の意思を問う住民投票について勉強会を行っているところです。私もその一員です。
今回の条例案請求の中にある安全対策を求める内容については十分理解をするところです。原子力艦が配備され、少しでも危険性があるのならば、それに対する安全の確保はいうまでも無いことです。またこれで十分ということは無く、安全性を少しでも高める努力が欠かせません。それが負担を強いることになる市民に対する責任だともいえます。そのためには行政が、しっかりと説明をすることや市民の不安に耳を傾ける努力も必要です。私たち議員も同様であるといえます。ただし、私は安全性の担保を求めていくことと原子力空母の配備の是非を問うことはセットではないと考えています。この問題を語るのであれば、今 日本を取り巻く情勢を考慮しなければなりません。北朝鮮の核問題や中国の核ミサイルは日本が標的であり、それらを含めた極東の安定を考えると日米安保条約の重要性はさらに高まっていると思います。その意味からもこの問題は外交・防衛にかかる、大変大きな要件であり国が決定をすべきことではないでしょうか。いろんな見方がありますが、戦後60年、この繁栄を築く上で日米安保が機能したことは明らかであり、今後もその枠組みが必要と考えます。私たち創明クラブは以上のことから今回の住民投票条例制定請求に対し、反対いたします。そして前述したように安心・安全の確保に対してより良い対策が求められるよう働きかけていきます。

2008年5月17日

学童保育総会に出席して

綜合福祉会館で開催された「横須賀市学童保育連絡協議会」の定期総会に出席しました。
この3月に友人が自宅を建て直す際、1階部分を学童保育の施設として、開園したこともあり身近な思いがあります。核家族化が進み、働きながらの子育てをする生活は当たり前に多く見られますが、本市において十分な保育の場が確保されているとはいえない現状があります。
就学前の保育園にしても待機児童の課題があり、この学童保育にしても市内に均等に設置が出来ていないために地域格差が生じています。本市の人口が減少する中で特に3・40代のいわば子育ての世代の流出、減少が顕著です。雇用の場が少ないこともありますが、実際に働きながら子育てが出来る環境が他市に比べて劣っていることも現実です。これら保育施設の充実は今後も重要とされます。
しかし、設置する場所の確保や保育量の負担、指導する先生の確保、経営難の問題等大変厳しい現実があります。今日は我々、市会議員も多く出席し、竹内県議はじめ市長も出席して鈴木会長から挨拶の中で学童保育の直面する現状を聞きました。
また、その後竹内県議,野村市議と学童保育に対する勉強会をしようと話をしました。これから皆さんとの懇談を重ねて、本市の子育て環境が少しずつでも整備されるようにしたいものです。

2008年5月24日

商店街の活性化

市内随所の商店街から、「厳しい状況にある」との声を多く耳にする。
大型店の出店の影響や価格競争がその原因とも言われる。シャッターが閉まった店が1つ2つと増えて、どんどん活気が失せていく現状。そんな状況に歯止めをかけて「地域の店並み」を再興しようと、地域商店街そして市の経済部が協働で活性化事業を行っている。
そんな商店街のひとつである「ハイランド商店会」の会合にお邪魔した。ハイランドは昭和40年代に開発された、市内においては古いほうに属する住宅地である。開発に伴い、各種商店が出来て今の商店会の原型が形成された。現在、当初からの第1世代は年齢が65歳を超え、老年人口比率の増加が大きく、今後もその傾向は顕著である。そしてヨコサンスーパーがあるものの核となる店舗が無く、商店が広く点在し、まとまった活動が出来にくいことや、多様な業種で構成されているが生鮮3品の店がこの数年で減少するなどの弱い点がある。さらには久里浜にイオン出店が決まっている。しかし、一方では住宅地内に立地していることや、町内の自治会と交流・親睦度が強いという大きな強みを持っている。そこで昨年から、経済部の助力を受け、会員一丸で「高齢者に優しい街を目指して」「ふれあいと安全のまち」を基本テーマに、活性化事業に取り組んでいくこととなった。まず、消費者と経営者からアンケートを採ることから始まり、商店会を取り巻く環境調査からスタートした。その結果できたものが前述した「テーマ」である。これから第1段階から第4まで基本方針の下、課題と事業を進める予定である。私がこれまでの付き合いから会員の皆さんに、共通して感じることは「危機感」であり、街にたいする「愛情」だ。この思いが原動力となって、今後のハイランド商店会の活性化につながっていくことを期待するところである。

2008年5月29日

議員の実感

まず、宣伝になりますが3月3日の代表質問の内容を「議会報告」にアップしました。見てください。
私は、その中でAED(自動体外式除細動機」の設置拡大についての質問をしました。
わが国での心肺停止患者の救命率は欧米に比べ極端に低い、というのが現状だそうです。心臓停止患者を3分間放置しただけで、死亡率は実に50%となり、5分後にはさらに高率となります。救急隊が到着するまでの僅かな時間が生死を左右する訳で、この僅かな時間でAEDを使用した1次救命処置が出来れば、救命率の向上が図れます。
本市では昨年から公共施設を中心に設置が始まり、今年は小中学校・高校にも設置することが決まりました。このことは施設利用者だけでなく地域住民に対しても心強いことです。その他、市内の企業でも積極的な取り組みが進んでいます。しかし、調べたところ民間で備えたAEDの設置実態の把握がなされていないことがわかりました。せっかく地域の為に備えたものが活かされないというのは残念なことです。行政が市内のAED設置状況を掴むことは当然のことではないでしょうか。また、設置されていることを付近の市民がわかるように看板等で普段から周知することも必要と思いました。そんな質問に対し、蒲谷市長は理解を示し、今後状況を把握し、ホームページ等で公表すること、AEDの設置が一目でわかるような看板を検討すると答えられました。
そして今日、消防局からAEDマップの作成とホームページでの公開が始まり、秋までには民間施設の表示が出来るとの通知がありました。
今日のタイトルに「議員の実感」なんて大げさな言葉をつけてしまいましたが、「これなんだ」議員の仕事のやりがいと喜びは。と思いました。
独りよがりと思いますが、これまで書いてきたように市民の声を聞いて、議会で伝えていくこと、そして答えを出していくことを実感できた気がしています。単純ですいません。でも、この思いは大切にしたい。

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