米海軍兵による犯罪再発防止について(1)
米海軍、横須賀市、関連町内会代表者等による「基地周辺地区安全対策協議会」が開催され、傍聴に参加した。
その席上、司令官より今回の事件に関し、この凶悪な事件に対する謝罪があった。そして、今後の再発防止に向けた対策についての説明となった。そのなかで、この事件の検証として、
1.迅速な脱走兵に関する情報提供の欠如 2.暴力行為に対する意識の向上 3.潜在的な暴力行為の早期発見のための過去の記録の検証とその可能な限りの対策 4.地域の繁華街におけるより効果的な防犯対策の検討などがあげられた。
それら問題点に対する対応策がとられる中、特に3つめの「暴力行為に対する意識の向上」が重要として、プログラムを策定したとのことである。CAREプログラムと称したこの対策は、すべての兵隊に対し、チェックシートに基き、潜在的な暴力の兆候をチェックし、問題がある場合、カウンセリングの実施やまた改善の見込みの無いときは帰国や除隊も考慮する。また日ごろの訓練において自覚を促すことや、事例を用いて暴力的な状況をいかに打開するかの研究やロール・プレイングに参加させるなどを実施するとの事であった。
また、この策定したプログラムは今後、在日米軍にも提案していくとのことである。兵士一人ひとりの教育管理を徹底し、今後兵士による暴力を許さないと強調していた。
今回の事件や9年前の友人の被害などを考えると遅きに失する思いもあるが、前進といえよう。
