活動報告

10月1日 創エネ・プロジェクト視察

平成21年10月1日
田辺 昭人

創エネ・プロジェクト視察
横浜市港北区大曾根1−6−21
新日本石油 我が家で創エネ・プロジェクト モデルハウス


昨今、「地球環境」が話題に上る。
およそ250年前、人類は石炭や石油などの化石燃料というエネルギーを手に入れた。以降、エネルギーの大量消費時代が始まり、私たちの生活は大きく進歩を遂げた。
しかし、その代価として、温室効果ガスやCO2の大量排出が、この「地球環境」に大きな影響を及ぼしてきたといわれる。
今後、国や地域での取り組みと同時に、家庭単位でも取り組むべき問題として、「新日本石油」では「ENEOS我が家で創エネ・プロジェクト」を立案し、このプロジェクトを通して、家庭におけるCO2排出量の削減を目指したものである。いわば、「エネルギーの地産地消」。我が家でエネルギーを創り、それを消費するという考え方である。
家庭部門でのCO2排出量の増加は、深刻な問題になりつつある。
暖房、給湯、厨房で消費される「熱」は、灯油やLPガス、都市ガスなどの化石エネルギーが主体。
動力、照明、冷房では、「電気」が消費され、その発電にも火力という化石エネルギーが使われている。
近年、化石エネルギーに加え、「熱」と「電気」を創り出すために、自然エネルギーの有効活用が注目されている。
「自然エネルギーと化石エネルギーのベストミックス」をキーワードとして、具体化したものが、本日の視察となるモデルハウスである。因みに先日、麻生前首相が視察に訪れたのも,同所である。

創エネ・ハウスという、この建物は一家4人(大人2名・子供2名)の標準的家族を想定して建てられたモデルハウス。
構造は、高気密・高断熱で、内部は基本的に開放型となっている。これは外観にも言えることだが、採光・採風など、建物の工夫や省エネを意識した構造といえる。
キーコンセプトは「蓄える」。
また、「熱」「風」「光」が行き交う住まいである。
まず、「熱」は高断熱・高気密性から、温熱、冷熱を逃さず、少ないエネルギーで内部空間の温度をコントロールする。太陽熱を活用し、熱エネルギーを取り込む住宅設計。
「風」開放的な住宅設計により、自然の風を住宅全体に行きわたらせる。
「光」自然の光を取り込むことで、開放感の創出と、照明の省エネにつなげる。


これまでの生活にある、化石エネルギー頼みのスタイルから、電気・ガス・灯油の利用を極力減らして、自然エネルギーを利用することで補完していこうというのが、このプロジェクトのコンセプトである。
日本の四季を通じて、あふれる自然環境をライフスタイルに取り入れた、この提言は非常に価値あるものと感じた。
今後も、エコライフ・エコスタイルに注目していきたいと思う。

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