活動報告

よこすかAEDマップ

平成20年9月25日
田辺 昭人

〜「突然死」の救命効果の向上のために〜
横須賀市では、市内の民間・公共施設におけるAED(自動体外式除細動器)の設置状況を表示した「よこすかAEDマップ」を作成し、本市ホームページで公開を始めました。

この「よこすかAEDマップ」は、市民にAEDの設置場所を知らせることによって「いざという時」のために役立つことと、消防局の通信指令室において市民の方からの119通報の受信状況を判断し、通報者に最寄りのAEDの設置場所を教えることによって救命効果の向上を図るために作成されました。AEDマップの市民への公開と119番通報受信時における活用は、全国的にも新しい取り組みです。
ここで、かんたんにAEDの説明と「AEDマップ」が展開されるまでの経緯をお話しいたします。

1.AEDとは

AEDは「automated extermal defibrillator」の頭文字をとったもので、日本語では「自動体外式除細動器」と呼ばれています。
突然に倒れ、かつ目撃のあった傷病者の6割が不整脈により、突然死を起こしています。この不整脈の多くが、心臓が小刻みに震えて全身に血液を送れない状態である「心室細動」と呼ばれるものです。心室細動に対して、唯一有効な救命手段は除細動(電気ショック]です。この電気ショックを医療従事者でない方でも出来るように開発されたものが、AEDです。操作は、AEDの音声メッセージと同封されているイラストに従い実施することにより、自動的に心電図を解析し、電気ショックを実施する医療機器です。

2.私の議会発言 平成20年3月3日 本会議 代表質問にて

  1. 市内のAED設置の拡大について
    一方、本市においては公共施設を中心に随時導入が図られ、このたび再編交付金充当事業として89台の追加配備が示されたところであります。しかし、まだ十分といえる状況ではありません。ここで市長にお尋ねいたします。今後の設置の拡大についてどのようにお考えでしょうか。
    最近、民間企業において、地域貢献の一環としてAEDの設置が積極的に取り組まれています。その設置状態を行政として把握すべきと考えますが、ご所見をお聞かせください。
  2. 民間企業によるAED設置状況の把握及び看板設置の促進について
    また、その設置について、近隣で分かるようにしてこそ意味があると思います。外から一目でわかるように看板の設置を促進すべきと思いますが、ご所見をお聞かせください。

3.上記の質問に対して、市長の答弁

AEDの設置拡大についてでございます。
AEDに関する関心は年々高まっておりまして、本市におきましても、今年度末までに市内の全市立の小・中・高に設置する予定です。各行政センター、ウェルシティ市民プラザ及び横須賀美術館等、すでに設置しているものも含めて、設置数は183台になります。
救命効果の向上を図る上でも、AEDの設置は公共施設だけでなく民間企業においても必要であると考えます。今後も市民の生命・身体を守るため、市内全域への積極的な普及啓発を行って、設置の拡大を図ってまいります。
次に、民間企業によるAEDの設置実態把握と看板の設置についてでございます。
民間企業のAEDの設置実態を把握することは有益な情報でありますので、設置の状況を把握して、ホームページ等で公表することを検討いたします。ご提案のありましたように、外からAEDの設置が一目でわかるような看板の設置についても検討してまいります。


以上の経過を経て、「よこすかAEDマップ」が作成され、本市ホームページで公開されることになりました。また、民間の企業においてもAEDの設置に積極的に取り組まれるようになったことから、今秋には「よこすかAEDマップ」を民間施設などの設置状況も表示されるようになりました。地域ごとに検索できるこの情報を利用し、有効な救命手段として積極的な活用を期待するところです。

議会報告 Assembly Report
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